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愛媛大学は16日、付属高校で勤務していた50代の男性教諭が令和5年、授業中に生徒に対して性的な発言を繰り返していたことを明らかにしました。男性教諭は5月辞職していて、大学は再発防止に努めていくとしています。
愛媛大学によりますと、付属高校で勤務していた50代の男性教諭が令和5年10月から12月にかけて授業中に複数の生徒に対して性的な発言を繰り返していたということです。被害生徒の1人が別の教諭に相談して問題が発覚したということで、あわせて5件の不適切な発言が確認されたということです。大学によりますと、男性教諭は5件の不適切な発言について「すべて事実だ」と話したということです。男性教諭はすでに5月1日に辞職していますが、大学は重大なセクハラ行為と判断し、14日間の出勤停止の懲戒処分に相当するとして、きょう事案を公表するとともに、高校の校長を16日付けで訓告処分としたことも明らかにしました。大学は、スクールカウンセラーによる被害生徒のケアを進めるほか、教職員の研修のあり方を見直すなど再発防止を図るとしています。愛媛大学の仁科弘重学長は「処分に至ったことは誠に遺憾であります。教職員に対して、あらためて注意喚起を行うとともに、信頼の回復に努めてまいります」とコメントしています。

愛媛大学付属高校で教諭が生徒にセクハラ|NHK 愛媛のニュース